イベントレポート

「FeedTech 2018」に参加してきました

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この記事はネコノレンのブログに寄稿した記事と同様のものです。

 2018年12月18日、東京の御茶ノ水で開催された「FeedTech 2018」に参加してきました。

FeedTech とは

公式サイト:https://feedtech.net/

FeedTech は、データフィードに関わる可能性のあるすべての方を対象にした、日本最大級のデータフィード専門イベントです。
FeedTech2018 のテーマは「データフィード革命」! (中略)
「データフィード革命〜デジタルアセットでマーケティングを変える〜」をテーマに、各社の新しい取り組みや「デジタルアセット」活用術、今後のデータフィード広告の未来を、業界のキープレイヤーによるセッションでお届けしていきます。
(公式サイトより抜粋)

イベントの内容について

イベントの内容について細かく書こうと思ったのですが、Twitterでの投稿が活発でありスライド写真もたくさんあがっているので、そちらを見ていただくのがオススメです。
Twitterのモーメントにまとめていただいていたので、そちらへのリンクを貼らせていただきます。

個人的なまとめと感想

イベントのテーマは「デジタルアセットでマーケティングを変える」というものでした。
そして、私が参加したすべてのセッションもこのテーマに紐づく話となっていました。

正直、ここ2年ほどフィード自体に大きな変化はなかったように思えます。
しかし、フィードを取り巻く環境は大きく変化してきはじめており、その一つが今回のイベントで大いに語られた「アセット」への変化だと感じました。

デジタルアセットとは

オープニングトークのスライドより

PUSH から PULL へ

これまで何らかの情報を登録・更新するためには「フィード」を作成して、Google Merchant Center などのシステムへ送っていました。

しかし、これからは「システム側が Web サイトに埋め込まれている構造化データを読み込む」という【PUSH 型】から【PULL 型】の時代に変わっていく。部分的にはすでに変わってきています。

これらの大きなメリットは、自社のデジタルアセットが整備されていさえすれば、Webページに情報を掲載するのと同じ仕組みでページに構造化データを埋め込むだけで、「フィードを作成する」という人がやっている作業を簡略化することができるのです。

PULL 型の時代に対応するためには

前述のとおり、PULL 型に対応するためには構造化データを Web サイトに埋め込む必要があります。

構造化データを作るには

構造化データといっても、様々な形式が存在します。
そのため、何を使ったらよいか迷いそうですが、Googleが推奨している「JSON-LD」を選べば問題ないと思います。

JSON-LDのマークアップ(記述方法)について
https://qiita.com/kuro-wassan/items/dc324eb3d5fc2b10bab0

Google公式のテストツール
https://search.google.com/structured-data/testing-tool/u/0/

これらの構造化データをページごとに埋め込むためには、当然ながらデータベース等に埋め込みたいデータを持っておく必要があります。
これまでもデータがないサイトは、従来のフィードでも手作業でデータを追加したり、結合したりと別途作業が必要だったと思います。
この手作業をなくし、構造化データを自動で作成するためには、自社の「デジタルアセット」を磨くことが必要不可欠になってくると思います。

そしてデジタルアセットを磨くことは、フィード作成を自動化するだけでなく、Web サイト自体も良くなっていくことにもつながると考えています。

しっかりと自社のデジタルアセットを研鑽していくことで、今後のトレンドにいち早く対応できるのではないでしょうか。

最後に

素敵なイベントを開催していただきましたフィードフォースのみなさま、ありがとうございました!
イベント会社を一切使わず、スタッフのみなさまだけで運営しているとは思えない素敵なイベントでした!

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